
あせも – 2024年夏号
あせも
夏になると気になるのがあせもです。あせもは、汗疹ともいわれ、汗管の詰まりが原因て発症します。痒みを伴う発疹が特徴的ですが、適切なスキンケアと薬の使用て改善することができます。あせもは、高温多湿な環境て発生しやすく、特に肌の弱い乳幼児に多く見られます。早めの対策と治療で、不快なあせもを防ぎましょう。
あせもとは
あせもは、汗腺から出た汗が体表に出られずに詰まることが原因て発症する皮膚疾患です。汗管が詰まると、汗が皮膚内に貯留し、炎症を引き起こします。あせもは、乳幼児から大人まて幅広い年齢層で発生しますが、特に肌の弱い乳幼児に多く見られます。

原因と症状
あせもの原因は、汗の排出障害とされています。高温多湿な環境、肌の敏感さ、不適切な衣服の着用などが誘因となります。症状は、赤い発疹、かゆみ、ぶつぶつとした湿疹などがあります。脇の下、首の後ろ、足の付け根などに生じやすいです。
あせもの好発部位

対策
あせもの予防と改善には、清潔な肌を保つことが大切です。こまめに汗を拭き、通気性の良い服装を心がけましょう。

薬の選び方
あせもの治療には、ステロイド剤やかゆみ止めの塗り薬が用いられます。症状に合わせて、軟膏、クリーム、ローション、スプレーなどの剤形を選びます。重症な場合は、医療機関を受診しましょう。薬の選択には、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
あせもの治療に用いられる薬
薬の種類 | 特 徴 | 薬の種類 | 特 徴 |
---|---|---|---|
ステロイド剤 | 炎症を抑える効果がある | 抗生物質 | 二次感染を防ぐ |
かゆみ止め | 抗ヒスタミン作用によりかゆみを抑える | 亜鉛華軟膏 | 皮膚の保護と乾燥を防ぐ |
剤 形 | 特 徴 | 適した症状 |
---|---|---|
軟 膏 | 油性基剤を使用/皮膚への密愴性が高い/保湿効果が高い/伸びが悪く、べたつきがある | 乾燥肌/肌の炎症が強い場合/皮膚の角質化が進んている場合 |
クリーム | 水中油型または油中水型のエマルション製剤/皮膚への密着性が比較的高い/保湿効果がある/伸びが良く、べたつきが少ない | 乾燥肌/軽度から中等度の炎症がある場合/広範囲に塗布する必要がある場合 |
ローション | 水性または油性の液状製剤/皮膚への密着性は低い/さらっとした使用感/伸びが良く、広範囲に塗布しやすい | 軽度の炎症がある場合/毛穴の詰まりがある場合/広範囲に塗布する必要がある場合 |
スプレー | 液状製剤を噴霧する剤形/皮唐への密着性は低い/非接触て塗布てきる/広範囲に素早く塗布できる | 軽度の炎症がある場合/触れることて痛みを伴う場合/広範囲に素早く塗布する必要がある場合 |
スキンケアのポイント
あせもを防ぐには、肌を清潔に保ち、刺激の少ないスキンケア用品を使うことが大切です。入浴後は、肌の水分を拭き取り、保湿剤でしっかり保湿しましょう。また、肌に合わない衣服やアクセサリーは避け、快適な肌環境を保つことが重要です。
あせも予防のスキンケア
1.ぬるま湯でやさしく洗浄
2.肌の水分を拭き取る
3.保湿剤で肌を保湿
4.肌に合わない製品は避ける
5.清潔なタオルを使用する
引用:日本皮膚科学会「あせも」(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa13/q01.html)
国立研究開発法人国立成育医療研究センター「汗疹(あせも)」(https://www.ncchd.go.jp/hospital/health-info/ disease/asemo.html)
あせもは、夏の肌トラプルの代表格です。適切な予防策と早めの治療で、あせもを防ぎ、健やかな肌を保ちましょう。また、あせもが悪化したり、長期化する場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。専門医の診察を受け、適切な治療方針を立てることが大切です。