
目のかゆみ – 2025年春号
【アレルギー】
花粉症:
花粉によるアレルギー反応で、春や秋に症状が現れます。
ハウスダストアレルギー:
ダニやカビ、ホコリなどのハウスダストによるアレルギーで、通年性で症状が
現れます。真夏でも冷えることもあります。
アトピー性結膜炎:
アトピー性皮膚炎による皮膚病変が原因で、通年性で慢性的な痒みやめやにが出ます。
【感染症】
麦粒腫(ものもらい):
瞼にある汗や脂を排出させる腺に細菌が感染して発症する化膿性の炎症です。
細菌性結膜炎:ウイルス性結膜炎:
細菌やウイルスによる感染症です。
目の感染症の予防法には、手洗い、消毒、感染者の隔離などがあります。
治療法には、抗菌薬や抗炎症剤、ステロイドなどの点眼薬や内服薬などがあります。
【目の疲れ】
デジタル機器の長時間使用や、度が合っていないメガネの使用、不適切な照明環境などによって目が疲れがたまると、かゆみを引き起こす原因になります。目の疲れには、目を休めたり、温めたり、まばたきをしたりすることで対処できます。また、眼精疲労を予防するには、作業環境や食生活を見直すことも大切です。

【コンタクトレンズや化粧品】
コンタクトレンズの汚れやメイクなどが原因のかぶれによるかゆみも、掻いてしまうことで悪化したり、疾患になってしまったりすることがあります。
かゆみをおさえるには
目のかゆみを抑えるには、洗眼薬や点眼薬、タオルなどで冷やす、目を休ませるなどの方法があります。
洗眼薬や点眼薬
- 花粉症による目の症状は、目薬で治すことができます。 治すといっても、根本的に治すのではなく、つらい症状を軽減するという意味です。花粉症に使われる目薬には、かゆみなどの症状を軽くする抗アレルギー点眼薬と、重症の炎症を治療するステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬があります。
- アレルギー性のかゆみには、洗眼薬や抗アレルギー点眼薬、抗ヒスタミン点眼薬などが効果的です。
- ドライアイには、人工涙液や涙の分泌を促進する点眼薬などが効果的です。
- 感染が原因の場合は、抗菌薬や抗生物質の点眼薬などが効果的です。

タオルなどで冷やす
- タオルで目を冷やすことで、かゆみを抑えることができます。

目を休ませる
- パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を長時間使用している場合は、1時間ごとに5~10分程度の休憩をとるなど、定期的に目を休めましょう。
- 意識的にまばたきをする
まばたきをすると、涙が流れて目の表面を潤し、花粉などの異物を洗い流すことができます。
また、症状が明確であれば、薬局の登録販売者や薬剤師に相談して市販薬を購入することもできます。

